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衛生官僚になりドイツで細菌学を学ぶ

 1883年、後藤は、内務省御用係、衛生局照査係副長に転じ、この年、安場の次女・和子と結婚する。翌年には衛生局牛痘種継所長を兼務する。感染症対策の責任者である。1885年には、衛生局第二部長に昇進し、1890年にドイツ留学のため横浜を出帆した。

 ドイツでは、炭疽菌、結核菌、コレラ菌を発見した近代細菌学の開祖・コッホに師事した。コッホの助手はペスト菌の発見者の北里柴三郎だった。まさに、後藤は、

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筆者

福和伸夫

福和伸夫(ふくわ・のぶお) 名古屋大学減災連携研究センター長・教授

1957年に名古屋に生まれ、81年に名古屋大学大学院を修了した後、10年間、民間建設会社にて耐震研究に従事、その後、名古屋大学に異動し、工学部助教授、同先端技術共同研究センター教授、環境学研究科教授を経て、2012年より現職。建築耐震工学や地震工学に関する教育・研究の傍ら、減災活動を実践している。とくに、南海トラフ地震などの巨大災害の軽減のため、地域の産・官・学・民がホンキになり、その総力を結集することで災害を克服するよう、減災連携研究センターの設立、減災館の建設、あいち・なごや強靭化共創センターの創設などに力を注いでいる。

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