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Bリーグ・大河チェアマンが任期途中で辞任、難局での新チェアマンに期待

増島みどり スポーツライター

コロナ禍で、一定の道筋立てた

 大河氏は、昨年自身が掲げた2026年までの中期計画で今年が第一段階の終了となり、今年で契約が終了するスポンサーとの次期契約にも目途を立てた。コロナ禍で3月に中止を余儀なくされたリーグの運営でも、安定した資金の借り入れを行えるという。「リーグからの配分金で、1チームも潰れず1年間は過ごせる」と、苦しいシーズン下で資金のサポートへ一定の道筋を立てた点も退任の動機になったようだ。

 各クラブが6月の決算を控え、大半が赤字に追い込まれる非常事態のなかでの退任には、不安を募らせるクラブも多い。来年に延期された東京オリンピックに、1976年モントリオール五輪以来の出場を決めた男子にとって、スケジュールを含みプロと協会の強固な連携も不可欠だ。様々な背景を加味すると、急な辞任には違和感も残る。こうした声を踏まえ、新しいプロリーグが成長の動きを止めないよう、26日の会見では、次期チェアマンも同時に発表された。

 B1(1部)に所属する「千葉ジェッツふなばし」代表取締役会長の島田慎二氏(49)が、大河氏の退任に伴い次期チェアマンに選出された。選考は野宮拓弁護士を座長に、

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筆者

増島みどり

増島みどり(ますじま・みどり) スポーツライター

1961年生まれ。学習院大卒。84年、日刊スポーツ新聞に入社、アマチュアスポーツ、プロ野球・巨人、サッカーなどを担当し、97年からフリー。88年のソウルを皮切りに夏季、冬季の五輪やサッカーW杯、各競技の世界選手権を現地で取材。98年W杯フランス大会に出場した代表選手のインタビューをまとめた『6月の軌跡』(ミズノスポーツライター賞)、中田英寿のドキュメント『In his Times』、近著の『ゆだねて束ねる――ザッケローニの仕事』など著書多数。

※プロフィールは原則として、論座に最後に執筆した当時のものです

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