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劇場を飛び出したバレエ

世界中のバレエ・ダンサーたちの映像配信、部屋から、街から、自然のなかから

菘あつこ フリージャーナリスト

食わず嫌いも目からウロコ

 一方、パリ・オペラ座やボリショイ・バレエ、英国ロイヤル・バレエといった世界の主要バレエ団は、そういったこととは別に、劇場がクローズしている間、あらゆる人が自宅に籠もらざるを得ないなかで心を豊かにしてもらおうと、過去の舞台映像を無料配信するなどしているのはご存知の方も多いのではないだろうか。

 そんなさまざまな映像を楽しんでいたところ、ドイツ出身で日本でバレエ・ダンスの魅力を伝えようと活躍するエルブス・ベルントさんから日本で個性的な動画配信をしているダンサーの情報が。紹介されたのは布目紗綾さん。「バレエジャンパー」と名乗って、とても個性的な動画の数々を公開している。

 秋葉原でメガネっ娘がセーラー服姿で「眠れる森の美女」のオーロラ姫を踊ったり、 シンデレラになって踊りながら感染予防対策をしたり、Tiktokでは、群馬でネギを、恋人か、はたまた〝くるみ割り人形〟か、と思えるように愛おしそうに踊ったりしている。

 ちなみに布目さんこの活動は、何も今回のコロナ騒ぎからというわけではなく

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筆者

菘あつこ

菘あつこ(すずな・あつこ) フリージャーナリスト

立命館大学産業社会学部卒業。朝日新聞(大阪本社版)、神戸新聞、バレエ専門誌「SWAN MAGAZINE」などに舞踊評やバレエ・ダンス関連記事を中心に執筆、雑誌に社会・文化に関する記事を掲載。文化庁の各事業(芸術祭・アートマネジメント重点支援事業・国際芸術交流支援事業など)、兵庫県芸術奨励賞、芦屋市文化振興審議会等行政の各委員や講師も歴任。著書に『ココロとカラダに効くバレエ』。

 

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