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新型コロナと薬物違反 問われるスポーツ界のニューノーマル(新常態)

増島みどり スポーツライター

コロナで薬物違反の取り締まりも困難に

 競技会外の検査の重要性は、年々増している。ロシアによる組織的な検査すり抜け工作、手口の巧妙化が明るみに出た16年のリオデジャネイロ五輪前には、過去最多とされる約1300件もの抜き打ち検査を実施。20件の違反を見つけ出した。

 こうした流れからも、東京五輪が今夏行われる前提で、国内で300人もの検査員を配置する厳重な検査態勢を準備していた。五輪の延期と、新型コロナウイルスの感染拡大で、こうした検査態勢がいかに維持できるか、深刻な状況に置かれてしまった。

 競技会が延期、中止となり、

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筆者

増島みどり

増島みどり(ますじま・みどり) スポーツライター

1961年生まれ。学習院大卒。84年、日刊スポーツ新聞に入社、アマチュアスポーツ、プロ野球・巨人、サッカーなどを担当し、97年からフリー。88年のソウルを皮切りに夏季、冬季の五輪やサッカーW杯、各競技の世界選手権を現地で取材。98年W杯フランス大会に出場した代表選手のインタビューをまとめた『6月の軌跡』(ミズノスポーツライター賞)、中田英寿のドキュメント『In his Times』、近著の『ゆだねて束ねる――ザッケローニの仕事』など著書多数。

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