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これがコロナ対策? 「復興予算流用」の二の舞にせぬために

税金使用には明細書を

赤井 陽介 朝日新聞社員・米調査報道記者編集者協会(IRE)員

[1:コロナウイルス対策予算の明細を追ってみた]

※入手資料にならい、すべて「単位:千円」です
●河川堤防センサーによるリアルデータの積極活用:599,610
●試験走路へ敷設するセンサーによるリアルデータの積極活用:1,699,518
●熟練労働者の技能継承のためのリアルデータ取得のための研究:299,920
●インフラDX推進センター(仮称)の設置:7,169,318
●直轄業務及び工事におけるリアルデータ取得のための環境の整備:599,000
●建設資機材へのサプライチェーンの影響に係る市場調査:29,920
●新技術導入促進経費:300,000
●建設業のDXに向けた環境整備:2,206,009
●建設業許可・経営事項審査の電子申請システムの機能拡充に向けた検討:99,906
●効率的手法導入推進基本調査:299,970
●賃貸住宅管理業等の登録に係る電子申請システムの構築:149,930
●都市インフラ・まちづくりのDX:2,004,672
●国土数値情報の整備:169,921
●地域防災力向上に向けた災害リスク分析とリスク評価図の検討:19,995
●スマートアイランド推進実証調査109,668
●在宅配送確保対策事業(総合政策局):10,000
●コロナ対策を契機とした自動車運送事業の非接触・リモート化(自動車局):100,000
●線路沿線の状態監視システム(鉄道局):22,043
●高架橋等の遠隔非接触検査システム(鉄道局):17,956
●3次元データ等を活用した点検システム(鉄道局):19,953
●地方鉄道向けの無線式列車制御システム(鉄道局):49,968
●新型コロナウィルス感染症対策に向けた海技システムプログラム改修:27,398
●船員職業紹介システムの機能拡充:37,483
●海上物流を支える我が国船舶産業の生産工程・流通のデジタル化:99,961
●港湾建設現場の省人化・生産性向上の推進に資する新技術の現場実証:340,000
●コンテナターミナルにおけるダメージチェックの効率化に資する新技術の現場実証:60,097
●コンテナターミナルにおけるオペレーション最適化に資する新技術の現場実証:94,968
●港湾関連データ連携基盤の構築:163,254
●検疫時等の情報収集能力の向上:138,299
●本省テレワークシステムの強化:229,702
●地方機関のWEB会議体制の強化:608,665

 ……さて、皆さま。上記のうちコロナウイルス対策との関連がイメージできた事業はいくつあったでしょうか。

 概要よりは少し詳しいとはいえ、やっぱり何をするかイメージがつかないタイトルの事業もあるし、コロナウイルスとのつながりはなおさら分からない事業もあったのではないでしょうか。

 この事業はコロナウイルス対策の全体予算額の1%にも満たないものです。しかし、それでもこのような状態です。

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筆者

赤井 陽介

赤井 陽介(あかい ようすけ) 朝日新聞社員・米調査報道記者編集者協会(IRE)員

東京本社社会部や特別報道部で、税金や政治資金の「闇」を取材してきました。政務活動費をめぐる「号泣県議」会見から、実質賄賂のような政治献金、復興予算の流用など、種類や規模は様々でした。ただいずれも、一部が儲かり、その他多数が損をする。右も左もない問題です。フォローが励みになります→https://twitter.com/akai_y

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