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差別と虚構の上に初めて成り立つ「朝鮮人虐殺否定論」

追悼式典挑発に東京都が「ヘイトスピーチ」認定

加藤直樹 ノンフィクション作家

都総務局人権部がヘイトスピーチを認定

 これに並行して、もう一つ、注目すべき動きがあった。東京都総務局人権部が、「そよ風」集会における言動を、都人権尊重条例が解消を求める「本邦外出身者に対する不当な差別的言動」、つまりヘイトスピーチに当たると認定したのである。

 歓迎すべきことだが、認定のロジックをきちんと読み解くと、その内容がさらに画期的であることが

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筆者

加藤直樹

加藤直樹(かとう・なおき) ノンフィクション作家

1967年、東京生まれ。出版社勤務を経てフリーランスに。著書に『九月、東京の路上で――1923年関東大震災ジェノサイドの残響』(ころから)、『NOヘイト!――出版の製造者責任を考える』、『さらば、ヘイト本!――嫌韓反中本ブームの裏側』(ともに共著、ころから)、『戦争思想2015』(共著、河出書房新社)、最新刊に『謀叛の児――宮崎滔天の「世界革命」』(河出書房新社)

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