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小池百合子知事が招いた朝鮮人犠牲者追悼式典の異様な光景

関東大震災97年、東京・横網町公園で

市川速水 朝日新聞編集委員

守られているのか監視なのか

 集会は、守られているのか監視されているのか、分からない状態で取り巻かれながらも予定通り行われた。一般参加者がほぼいなかったため、会場はメディア関係者ばかりが目立った。途中、反対する団体側から大声が上がる騒ぎがあったが、すぐに取り押さえられた。

 都立公園で、都が公認する碑の前で追悼式をやっているのに、警視庁と都職員がじっと囲む。一方で都知事は追悼文の送付を拒み、各参加団体が知事を批判するという異様な光景だった。

 このちぐはぐな風景を招いたのは、小池都知事の姿勢が発端であることは間違いない。

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筆者

市川速水

市川速水(いちかわ・はやみ) 朝日新聞編集委員

1960年生まれ。一橋大学法学部卒。東京社会部、香港返還(1997年)時の香港特派員。ソウル支局長時代は北朝鮮の核疑惑をめぐる6者協議を取材。中国総局長(北京)時代には習近平国家主席(当時副主席)と会見。2016年9月から現職。著書に「皇室報道」、対談集「朝日vs.産経 ソウル発」(いずれも朝日新聞社)など。

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