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「携帯料金の値下げ」で日本は世界に置いて行かれる

総務省の努力を台無しにする菅政権の人気取り

赤木智弘 フリーライター

人気取りのために権力による直接介入

 実は、三大キャリアによる寡占を打破し、携帯市場に競争原理を働かせようとして、ずっと動いていたのが総務省である。

 総務省は長きにわたり、大手キャリアの寡占状態にある携帯業界に、真っ当な競争原理を導入するため、携帯端末と回線のセット販売を否定し、

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筆者

赤木智弘

赤木智弘(あかぎ・ともひろ) フリーライター

1975年生まれ。著書に『若者を見殺しにする国』『「当たり前」をひっぱたく 過ちを見過ごさないために』、共著書に『下流中年』など。

※プロフィールは原則として、論座に最後に執筆した当時のものです

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