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「俺たちの加藤」誕生か? 権力に脅かされ続ける表現の自由

マンガを規制するかどうかに「好きなマンガがあるかないか」など、まったく関係ない

赤木智弘 フリーライター

「俺たちの麻生」は表現規制反対派ではなかった

 かつて、麻生太郎副総理が「俺たちの麻生」と褒めそやされたことがあった。愛読書の1つにゴルゴ13があり、秋葉原駅前での演説で若者たちの注目を集めた麻生氏に対して「オタクが市民権を得た」かのような反応は少なくなかった。

 しかし麻生氏自身は児童ポルノ規制法の改正などにも意欲的であり、決して表現規制反対派ではない。にもかかわらず、実態と遊離したまま「俺たちの麻生」は保守派マンガアニメファンのアイコンのように扱われ、さも「自民党はマンガやアニメ好きも多い、表現の自由を守る政党である」という、客観的に見ればまったくの筋違いの理解が

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筆者

赤木智弘

赤木智弘(あかぎ・ともひろ) フリーライター

1975年生まれ。著書に『若者を見殺しにする国』『「当たり前」をひっぱたく 過ちを見過ごさないために』、共著書に『下流中年』など。

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