メインメニューをとばして、このページの本文エリアへ

news letter
RSS

マグニチュードと震度

 地震そのものの大きさは地震規模を表すマグニチュード、地震のときの地面の揺れは震度で表現されることが多い。マグニチュードや震度には様々な種類があるが、日本では、一般に気象庁マグニチュードと気象庁震度階級が使われる。震度階には、震度0、1、2、3、4、5弱、5強、6弱、6強、7の10段階がある。

 マグニチュードは、もともと、震源からある距離離れた場所の揺れの最大振幅の対数をとったものである。一方で、震度階は、元来は人間が感じた揺れの強さや被害の様相に基づいて、体感などによって決められていた。人間の体感は、揺れの振幅の対数に比例すると言われる。何れも揺れの振幅の対数に関わる量なので、震源と観測点が同じであれば、マグニチュードが大きくなると震度も大きく

・・・ログインして読む
(残り:約3195文字/本文:約4439文字)

全ジャンルパックなら本の記事が読み放題。


筆者

福和伸夫

福和伸夫(ふくわ・のぶお) 名古屋大学減災連携研究センター長・教授

1957年に名古屋に生まれ、81年に名古屋大学大学院を修了した後、10年間、民間建設会社にて耐震研究に従事、その後、名古屋大学に異動し、工学部助教授、同先端技術共同研究センター教授、環境学研究科教授を経て、2012年より現職。建築耐震工学や地震工学に関する教育・研究の傍ら、減災活動を実践している。とくに、南海トラフ地震などの巨大災害の軽減のため、地域の産・官・学・民がホンキになり、その総力を結集することで災害を克服するよう、減災連携研究センターの設立、減災館の建設、あいち・なごや強靭化共創センターの創設などに力を注いでいる。

福和伸夫の記事

もっと見る