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広がる植物由来の「お肉」と動物の未来

食習慣から考える動物との付き合い

梶原葉月 Pet Lovers Meeting代表、立教大学社会福祉研究所研究員

「動物を殺すな」、使命感の強さが軋轢も生む

拡大shutterstock/xamnesiacx
 健康志向や、動物食に対する個人的な罪悪感というのは、日本人に理解しやすい菜食主義の理由だが、もっと大きな枠組みで動物利用を全てやめるべきだと考える人たちもいて、その出発点としてヴィーガンであることを選んでいる人も少なくない。

 私の主な研究分野である、「人と動物の関係学」のジャンルには、まさにそういうタイプのヴィーガンの研究者がたくさんいる。私自身はヴィーガンではないが、最終的には人間の利益のための他の動物を利用することをやめるべきだという主張には共鳴できる部分も多い。もちろん、この考え方にもいろいろあって、徹底した主張の中にはペットも全て廃絶すべきという人もいるし、即座に全面賛成というのも難しいところがある。

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筆者

梶原葉月

梶原葉月(かじわら・はづき) Pet Lovers Meeting代表、立教大学社会福祉研究所研究員

1964年東京都生まれ。89年より小説家、ジャーナリスト。99年からペットを亡くした飼い主のための自助グループ「Pet Lovers Meeting」代表。2018年、立教大学大学院社会学研究科博士後期課程修了。博士(社会学)。近著『災害とコンパニオンアニマルの社会学:批判的実在論とHuman-Animal Studiesで読み解く東日本大震災』。立教大学社会学部兼任講師、日本獣医生命科学大学非常勤講師。

梶原葉月さんの公式サイト

※プロフィールは原則として、論座に最後に執筆した当時のものです

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