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森会長の発言をきっかけに、日本スポーツ界は変わるか

会長個人への反感が、オリンピックにまで飛び火

増島みどり スポーツライター

16人中10人女性理事 新たな目標を定めて始まるWEリーグの岡島チェアは・・・

 スポーツ界に限らず、企業でも社会でも役員、意思決定機関、重要ポストに女性を配置する際、森会長の「必ずしも数で増やすのは・・・」といった否定的な意見は多く、人数を増やそうとすれば常に「数や割合でなく、本当に実力がある女性が起用されるべき」との意見も出る。しかし「実力のある男性」が起用されたのか検証がされなければ、有意義な前提にはならない。

 性別などを基準に一定の比率を当てはめる数ありきの「クオータ制」は、100を超える国々ですでに導入されている。ジェンダー指数でも常に世界のトップ3に位置するノルウェーが発祥で、これにより議会も、企業も女性の登用が飛躍的に伸びたとされる。

 今年9月、日本で初めて発足する女子サッカーのプロリーグ「WEリーグ」(ウィリーグ、Women Empowermentの略)は「数」にも配慮し、開幕への準備を進める。森発言で日本中が議論していた5日、その理事会の構成が発表

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筆者

増島みどり

増島みどり(ますじま・みどり) スポーツライター

1961年生まれ。学習院大卒。84年、日刊スポーツ新聞に入社、アマチュアスポーツ、プロ野球・巨人、サッカーなどを担当し、97年からフリー。88年のソウルを皮切りに夏季、冬季の五輪やサッカーW杯、各競技の世界選手権を現地で取材。98年W杯フランス大会に出場した代表選手のインタビューをまとめた『6月の軌跡』(ミズノスポーツライター賞)、中田英寿のドキュメント『In his Times』、近著の『ゆだねて束ねる――ザッケローニの仕事』など著書多数。

※プロフィールは原則として、論座に最後に執筆した当時のものです

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