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地に足の付いた自動運転の実証実験を、中止してはならぬ

すでに「夢見る未来の先端技術」ではない

倉沢鉄也 日鉄総研研究主幹

すでに「夢見る未来の先端技術」ではない

 一方で、コロナ禍によって止まってしまっている自動運転車の取り組みもある。なにぶん、自動運転は乗らないと体験できず、バーチャル体験だけならシステムは出来上がっていて実証の意味はない。自動運転の最大の問題は車の中と外にいる人たちの人為的なミスや道路空間でのトラブルであり、それをクリアしている安心感の合意こそが実証実験の目的だからだ。

 このことが理由で、昨年7月(オリンピック直前)に開催予定だった自動運転車の実証実験が公開延期され

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筆者

倉沢鉄也

倉沢鉄也(くらさわ・てつや) 日鉄総研研究主幹

1969年生まれ。東大法学部卒。(株)電通総研、(株)日本総合研究所を経て2014年4月より現職。専門はメディアビジネス、自動車交通のIT化。ライフスタイルの変化などが政策やビジネスに与える影響について幅広く調査研究、提言を行う。著書に『ITSビジネスの処方箋』『ITSビジネスの未来地図』など。

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