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辞退しない聖火ランナーたち

福島からのスタートを待つカナダ人の思い

増島みどり スポーツライター

地元バンクーバー五輪の感動、魅了された福島と東日本大震災

――バンクーバー出身ですね。2010年の冬季五輪は?

マクマイケル はい、閉会式と大人気のホッケー、それからモーグル競技も現地で観戦できました。ご存知のようにカナダで大人気のスポーツはアイスホッケーで、どの国の観光客といった分け隔てなく、上手い人も初めての人も、言葉も違うみんなで路上ホッケーをして本当に楽しかった。ピンバッジの交換もオリンピックでは話題ですね。息子が、日本のメディアにピカチュウのバッジを頂いて、これがレアなんで新聞にまで載って。普段なら会う機会のない人々が、あの時期だけ一つになれる。とても感動しました。オリンピックに出る選手にはなれませんけれど、聖火リレーを走れるのは、それと同じくらい名誉だと感じています。

――福島との縁は?

マクマイケル 外務省と各自治体が行うジェットプログラムでは、1年をかけて選考が行われます。ただ、どこに派遣されるか分からず、07年8月に福島に、と言われた際は、どこなのかさえ

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筆者

増島みどり

増島みどり(ますじま・みどり) スポーツライター

1961年生まれ。学習院大卒。84年、日刊スポーツ新聞に入社、アマチュアスポーツ、プロ野球・巨人、サッカーなどを担当し、97年からフリー。88年のソウルを皮切りに夏季、冬季の五輪やサッカーW杯、各競技の世界選手権を現地で取材。98年W杯フランス大会に出場した代表選手のインタビューをまとめた『6月の軌跡』(ミズノスポーツライター賞)、中田英寿のドキュメント『In his Times』、近著の『ゆだねて束ねる――ザッケローニの仕事』など著書多数。

※プロフィールは原則として、論座に最後に執筆した当時のものです

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