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アジア系が狙われる米国のヘイトクライムが急増――自分でできる対策は?

田村明子 ノンフィクションライター、翻訳家

多発するアジア系を狙った犯罪

 3月16日には、アトランタ近郊でアジア系マッサージ・スパサロンが3軒襲われ、合計8人が射殺されるという事件が起きた。被害者のうち6人が、アジア系の女性だった。

 ニューヨーク市内でも、このところアジア人に対する犯罪は数えきれないほど起きている。3月2日にはチャイナタウンで50代のマレーシア系の男性が、いきなり通りがかりの男に殴り掛かられて意識を失った。

 2月にはやはりチャイナタウンで、36歳のアジア系男性が、後ろからナイフで刺されて病院に運ばれた。重体だという。後に23歳の男が出頭し、逮捕されている。

 中でも2020年9月に起きた事件は、日本人コミュニティを震撼させた。

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筆者

田村明子

田村明子(たむら・あきこ) ノンフィクションライター、翻訳家

盛岡市生まれ。中学卒業後、単身でアメリカ留学。ニューヨークの美大を卒業後、出版社勤務などを経て、ニューヨークを拠点に執筆活動を始める。1993年からフィギュアスケートを取材し、98年の長野冬季五輪では運営委員を務める。著書『挑戦者たち――男子フィギュアスケート平昌五輪を超えて』(新潮社)で、2018年度ミズノスポーツライター賞優秀賞を受賞。ほかに『パーフェクトプログラム――日本フィギュアスケート史上最大の挑戦』、『銀盤の軌跡――フィギュアスケート日本 ソチ五輪への道』(ともに新潮社)などスケート関係のほか、『聞き上手の英会話――英語がニガテでもうまくいく!』(KADOKAWA)、『ニューヨーカーに学ぶ軽く見られない英語』(朝日新書)など英会話の著書、訳書多数。

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