メインメニューをとばして、このページの本文エリアへ

news letter
RSS

呉座勇一氏のNHK大河ドラマ降板を憂う

「実証史学ブーム」滅亡の意味

與那覇潤 歴史学者

呉座勇一氏がほんらいなすべきだったこと

 いま呉座氏を批判する側は、同氏のことを「反フェミニズム」だとしばしば断定している。しかし問題視される一連のツイートを見るかぎりでは、少なくとも呉座氏が「男女平等という理念」それ自体を否定したものは見当たらない。

 むしろ目立つのは、

・・・ログインして読む
(残り:約4754文字/本文:約5872文字)

全ジャンルパックなら本の記事が読み放題。


筆者

與那覇潤

與那覇潤(よなは・じゅん) 歴史学者

1979年、神奈川県生まれ。歴史学者。東京大学大学院総合文化研究科博士課程修了。学者時代の専門は日本近現代史。地方公立大学准教授として教鞭をとった後、双極性障害にともなう重度のうつにより退職。2018年に自身の病気と離職の体験を綴った『知性は死なない』が話題となる。著書に『中国化する日本』、『日本人はなぜ存在するか』、『歴史がおわるまえに』、『荒れ野の六十年』ほか多数。2020年、『心を病んだらいけないの?』(斎藤環と共著)で小林秀雄賞。

※プロフィールは、論座に執筆した当時のものです