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開催反対の逆風と、好記録を生んだ追い風を受けた東京五輪マラソンのテストイベント

開会式まで残り70日を切ろうとする今大会の現状

増島みどり スポーツライター

沿道からは、五輪反対の逆風が

 一方、札幌市内の感染者が増加し、「まん延防止等重点措置」の適用を国に申請するタイミングでのレースに、沿道には五輪反対を訴える人々がプラカードを掲げるなど、「逆風」が吹いた。

 770人態勢で「感染自粛」を求めた沿道の観戦者について、大会運営局の森泰夫次長は「観客の方々にも大変ご協力を頂いて、少なかったと思う」と、人数発表は行わなかった。例年のマラソンに比べるともちろん人数は少なかったが、中には「五輪中止」「五輪ムリ 現実見よ」などと、走っていく選手にプラカードを見せる人たちの姿が。その行動に、応援していたファンが「全力で走っている選手にそんなものを見せる必要はないだろう!」と怒鳴り、観客同士が口論する場所も

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筆者

増島みどり

増島みどり(ますじま・みどり) スポーツライター

1961年生まれ。学習院大卒。84年、日刊スポーツ新聞に入社、アマチュアスポーツ、プロ野球・巨人、サッカーなどを担当し、97年からフリー。88年のソウルを皮切りに夏季、冬季の五輪やサッカーW杯、各競技の世界選手権を現地で取材。98年W杯フランス大会に出場した代表選手のインタビューをまとめた『6月の軌跡』(ミズノスポーツライター賞)、中田英寿のドキュメント『In his Times』、近著の『ゆだねて束ねる――ザッケローニの仕事』など著書多数。

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