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#オリンピックはうちで 今こそ世界一コンパクトな五輪を実現しよう

「極力、人を集めない」が最低限の筋だ

赤木智弘 フリーライター

最低限の筋は開催規模の縮小

 多くのお店が夜の営業を自粛し、人々もなるべく他人との接触機会を減らし、一刻も早く新型コロナを克服しようとしているのに、オリンピック関連行事だけが当たり前のような顔をして、ほんのわずかな修正だけで大々的に実施されるというのは、1年以上自粛を前提に生活してきた普通の人たちから見て、明確におかしいとしか言いようがない。

 オリンピック実施の言い訳として「コロナ禍で分断された日本人の絆を取り戻す」とか「選手が賢明に努力をする姿を見ることで、日本人に勇気を与える」などと主張する人がいる。

 しかし、日本人の絆が分断されたのはコロナのせいではない。多くの一般市民たちの努力をあざ笑うかのように、オリンピック関連事業を推し進める人たちに分断の責任はないのだろうか?

 また、選手が賢明に努力する姿を見るのはいいが、そのために聖火リレーやスポンサーのパレード。そしてパブリックビューイングは本当に必要だろうか?

 仮に僕がどうしてもオリンピックを開催したい側の人間だとして、そのためにするべきだと考えるのは「オリンピックの

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筆者

赤木智弘

赤木智弘(あかぎ・ともひろ) フリーライター

1975年生まれ。著書に『若者を見殺しにする国』『「当たり前」をひっぱたく 過ちを見過ごさないために』、共著書に『下流中年』など。

※プロフィールは原則として、論座に最後に執筆した当時のものです

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