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【50】南海トラフ地震に対する事前避難対象地域指定をきっかけにその時をイメージする

福和伸夫 名古屋大学減災連携研究センター教授

最大クラスの南海トラフ地震

 2011年東北地方太平洋沖地震がM9.0の超巨大地震だったことを受け、日本でもM9クラスの地震が発生することが明らかとなった。このため、中央防災会議の作業部会で、最大クラスの南海トラフ地震を想定した被害予測が行われた。

 その結果は、最悪、32万3千人の直接死、240万棟弱の家屋の全壊・焼失、単年度で200兆円を超える経済被害が予測された。被害量は、東日本大震災の15倍にも

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筆者

福和伸夫

福和伸夫(ふくわ・のぶお) 名古屋大学減災連携研究センター教授

1957年に名古屋に生まれ、81年に名古屋大学大学院を修了した後、10年間、民間建設会社にて耐震研究に従事、その後、名古屋大学に異動し、工学部助教授、同先端技術共同研究センター教授、環境学研究科教授を経て、2012年より現職。建築耐震工学や地震工学に関する教育・研究の傍ら、減災活動を実践している。とくに、南海トラフ地震などの巨大災害の軽減のため、地域の産・官・学・民がホンキになり、その総力を結集することで災害を克服するよう、減災連携研究センターの設立、減災館の建設、あいち・なごや強靭化共創センターの創設などに力を注いでいる。

※プロフィールは原則として、論座に最後に執筆した当時のものです

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