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ワクチンは「職域接種」ではなく行政が責任をもって進めるべきだった

客の前に立つエッセンシャルワーカーを今からでも優先せよ

赤木智弘 フリーライター

職域接種では非正規の接種は後回しになった

 本来であれば、日本でもちゃんと「エッセンシャルワーカーへのワクチン接種」を優先的に進めるべきであった。しかし日本は何を勘違いしたのか「職域接種」という、会社にワクチンを配る方法をとってしまった。政権に与する人たちは「優先順位など気にせずにどんどん打てばいい」と煽り立てた。

 僕を含め、多くの識者が職域接種に対する警告を発した。職域接種が多くの企業では「お偉いさん優先」すなわちデスクワーカー優先になってしまい、エッセンシャルワーカーである末端の正社員や、非正規などの接種が後回しになることは火を見るよりも明らかであったからだ。

 にもかかわらず、政府は

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筆者

赤木智弘

赤木智弘(あかぎ・ともひろ) フリーライター

1975年生まれ。著書に『若者を見殺しにする国』『「当たり前」をひっぱたく 過ちを見過ごさないために』、共著書に『下流中年』など。

※プロフィールは原則として、論座に最後に執筆した当時のものです

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