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ジェンダー平等を進める力に~女子初のプロサッカー「WEリーグ」開幕

社会課題を目標に掲げたリーグのメッセージ。女性活躍と多様性を認めあう未来へ

増島みどり スポーツライター

小さくても、大きな価値ある2つの新しい部屋

 WEリーグは、昨年クラブの参加を募った際、Jリーグや昨年までの「なでしこリーグ」にはなかった参入基準を設定。「スタジアム内に託児所を確保する」とし、その条件を満たすクラブを初代11クラブに選んだ。

 今では、スポーツのあらゆるシーンでママ選手への配慮はあり、観戦する若い世代のために託児所を設置するスタジアムも野球、サッカーで増えている。

 WEリーグはこれを参入の条件とし、選手の支援やサッカー観戦客だけではなく、クラブのスタッフや試合運営に関わる関係者にも利用できるように考えた。

ママ選手・岩清水の気概―スタジアム託児所に長男預けピッチへ

拡大WEリーグのプレシーズンマッチで、長男を抱いてチームと同じバスで会場入りし、スタジアム内の託児所に長男をベビーカーに乗せて預けにいく岩清水梓。2020年に出産し、21年に復帰した=2021年5月30日、日テレ・東京ヴェルディベレーザ提供
拡大味の素フィールド西が丘の一室に設けられた託児所。岩清水梓は長男を預けてプレーした=2021年5月30日撮影、日テレ・東京ヴェルディベレーザ提供

 長男を出産して復帰したW杯優勝を経験するベレーザのDF岩清水梓(34)は、WEリーグの看板ともいえるママ選手だ。

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筆者

増島みどり

増島みどり(ますじま・みどり) スポーツライター

1961年生まれ。学習院大卒。84年、日刊スポーツ新聞に入社、アマチュアスポーツ、プロ野球・巨人、サッカーなどを担当し、97年からフリー。88年のソウルを皮切りに夏季、冬季の五輪やサッカーW杯、各競技の世界選手権を現地で取材。98年W杯フランス大会に出場した代表選手のインタビューをまとめた『6月の軌跡』(ミズノスポーツライター賞)、中田英寿のドキュメント『In his Times』、近著の『ゆだねて束ねる――ザッケローニの仕事』など著書多数。

※プロフィールは原則として、論座に最後に執筆した当時のものです

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