メインメニューをとばして、このページの本文エリアへ

news letter
RSS

SNSのスクショは疑ってかかること~悪意の持ち主は簡単に改竄する

赤木智弘 フリーライター

“イタズラ”は簡単に完成してしまう

 多少なりともネットに詳しい人なら、この石垣議員のものとされたツイートが、一部界隈で知られた文章をコピペして少し弄(いじ)っただけの内容であることは分かるだろう。

 なので今回のニュースは、ネットでは「裁判官がダマされた」とネタになってしまったわけだ。だがその一方で、判決にあるように、これを石垣議員がツイートしたものではないと明らかにすることは、非常に困難であるのも確かだ。

 もしこれがフォトショップなどで画像を加工したものであれば、わずかとはいえ画像改竄の痕跡が残る。また、石垣議員のTwitterアカウントに不正アクセスをして、このようなツイートを投稿してすぐ消したというのであれば、アクセスログなどから犯行を証明することは可能だ。

 しかし実はツイートは、いやインターネット上の文字情報は、画像加工のようなテクニックも不正アクセスのような違法行為もなしに、簡単に書き換えられてしまう場合があるのである。

 例えばこの投稿(【1】)。僕は10月26日の午後9時22分に、ヤクルトがセ・リーグでの優勝を決めたことを祝うツイートをした。

【1】拡大筆者投稿【1】

 しかし、このツイートを簡単に

・・・ログインして読む
(残り:約1719文字/本文:約2755文字)

全ジャンルパックなら本の記事が読み放題。


筆者

赤木智弘

赤木智弘(あかぎ・ともひろ) フリーライター

1975年生まれ。著書に『若者を見殺しにする国』『「当たり前」をひっぱたく 過ちを見過ごさないために』、共著書に『下流中年』など。

※プロフィールは原則として、論座に最後に執筆した当時のものです

赤木智弘の記事

もっと見る