メインメニューをとばして、このページの本文エリアへ

RSS

写真・図版 : スボード・グプタ《私のこと考えて》
 古来より日本海に面し強風と荒波に見舞われる外浦の海岸には、大陸からさまざまな漂流物が流れ着く。かつては寄り神として祀られたそれらは、いまはそのほとんどがプラスチックごみである。Photo:Kichiro Okamura

スボード・グプタ《私のこと考えて》  古来より日本海に面し強風と荒波に見舞われる外浦の海岸には、大陸からさまざまな漂流物が流れ着く。かつては寄り神として祀られたそれらは、いまはそのほとんどがプラスチックごみである。Photo:Kichiro Okamura

  • 写真・図版 : 北アルプス国際芸術祭の磯辺行久の作品「不確かな風向」。エコロジカル・プランニングの手法で、ロックフィルダムの建設による土地の改変が自然環境に与えた変化を検証し、地面から掘り起こした石を使って150×300メートルの地上絵で七倉ダムの風の流れをダイナミックに視覚化する
  • 写真・図版 : マーリア・ヴィルッカラ「何が起こって 何が起こるか」。地震で流された寺の鐘が今も聞こえてくるという湖の伝説とそこを通る「塩の道」にインスピレーションを得て、湖の畔を散策し、過去や未来を想い、自然を感じる時間を創出する。Photo: Tsuyoshi Hongo
  • 写真・図版 : マーリア・ヴィルッカラ「何が起こって 何が起こるか」 地震で流された寺の鐘が今も聞こえてくるという湖の伝説とそこを通る「塩の道」にインスピレーションを得て、湖の畔を散策し、過去や未来を想い、自然を感じる時間を創出する。Photo: Tsuyoshi Hongo
  • 写真・図版 : 磯辺行久「不確かな風向」 エコロジカル・プランニングの手法で、ロックフィルダムの建設による土地の改変が自然環境に与えた変化を検証し、地面から掘り起こした石を使って150×300メートルの地上絵で七倉ダムの風の流れをダイナミックに視覚化する
  • 写真・図版 : 塩田千春「時を運ぶ船」 第1回で制作された作品で、今も大切に展示される。海を望む旧保育所に、塩田に敷き詰める砂を運ぶのに使われた舟から赤い糸を張り巡らせ、塩づくりの技術を今に伝えてきた人々の歴史と記憶を紡ぐ。アーティストの塩田は、文字通り、珠洲の塩田に縁を感じたという。©JASPAR,Tokyo,2021 and Chiharu Shiota
  • 写真・図版 : スボード・グプタ《私のこと考えて》
 古来より日本海に面し強風と荒波に見舞われる外浦の海岸には、大陸からさまざまな漂流物が流れ着く。かつては寄り神として祀られたそれらは、いまはそのほとんどがプラスチックごみである。Photo:Kichiro Okamura
  • 写真・図版 : 山本基《記憶への回廊》 旧保育所。青い波が押し寄せる迷宮のような空間を進んでいくと、奥に塩でできた階段が現れる。妻を亡くしたアーティストは、娘を連れて制作に通った。途中で崩れている空へ向かう階段は、亡き者への思いを象徴する。Photo:Kichiro Okamura
  • 写真・図版 : オスカール大岩《植木鉢》 廃線となったのと鉄道の旧駅に、地元の焼酎蒸留所で不要になったタンクをリサイクルして植木鉢とし、秋に紅葉する植物を植え、やがては紅葉狩りの名所にしようという試み。Photo:Kichiro Okamura
  • 写真・図版 : 南条嘉毅「余光の海」 1日に数回、上演されるプログラム。会場中央部に敷き詰められた氷河期の地層から掘り出した砂の上に置かれたモノたちが、海底を思わせる青い光の中、阿部海太郎の音楽にあわせて、歌い、踊り、語り始めるようだ。Photo: Keizo Kioku
  • 写真・図版 : 大川友希「待ち合わせの森」 珠洲の人々は祭りのために生きていると言っても過言ではない。祭りは出会いと再会の場所。役目を終えたキリコと、古着を裂いて住民と共に結び直した1万本の紐を用いて約束の場所をつくる。Photo: Keizo Kioku
  • 写真・図版 : OBI「ドリフターズ」(2) 港町・珠洲には喫茶店やスナックが多い。Photo: Keizo Kioku
  • 写真・図版 : OBI「ドリフターズ」(1)美術・建築・映像のアートユニットは、大蔵ざらえで収集され、ミュージアムに〝漂着″した大量の生活民具=モノたちを、インスタレーションし、奥能登の歴史や食文化を体感させる。Photo: Keizo Kioku
  • 写真・図版 : OBI「ドリフターズ」(2)Photo: Keizo Kioku
  • 写真・図版 : エカテリーナ・ムロムツェワ《全てをもって、ゆく》 かつて「塩の道」を60キロ以上の荷を背負って日本海から雪深い山道を運んだ「歩荷」を思い、人生において「運ぶこと」をテーマに「地域の物語」を紡いだ作品。Photo: Tsuyoshi Hongo
  • 写真・図版 : 蠣崎誓《種の旅》 商店街の空家を使い、信濃大町の森で住民が集めた種や植物だけで一枚の絨毯をつくりあげた作品。Photo: Tsuyoshi Hongo
  • 写真・図版 : ニコラ・ダロ《クリスタルハウス》 機械仕掛けで楽器を演奏する動物たち、夏冬で色を変える雷鳥、「塩の道」を往来した人々のフィギュア、雨や波の音が、大町の自然とそこを流れる時間を表現し、蔵全体を大きなミュージックボックスに変えてしまった。Photo: Tsuyoshi Hongo
  • 写真・図版 : トム・ミュラー「源泉<岩、川、起源、水、全長、緊張、間>」高瀬川の上流から流されたといわれる巨大な仙人岩に、川から汲み上げた水で人工の滝をつくり、霧を発生させ、仙人岩の精神を呼び起こす。Photo: Tsuyoshi Hongo
  • 写真・図版 : ヨウ・ウェンフー「心田を耕す」 休耕田に、夏秋の田園風景と冬の雪景色を調和させるランドアートを、グラデーションに着色された50万本の竹ひごを田植えのように植えていくことで実現した。作家が台湾から来日できないなか、150人以上の地元ボランティアらによって制作された。Photo: Tsuyoshi Hongo
  • 写真・図版 : 目《信濃大町実景舎》 第1回で制作され、今も残る作品。白い迷路のような空間を進んでいくと、鷹狩山の山頂から北アルプスの山並みと大町の扇状地の圧倒的な風景が突如として現れる。Photo: Tsuyoshi Hongo
  • 写真・図版 : マナル・アルドワイヤン《私を照らす》  天照大御神が祀られた須沼神明社の舞台に、地域の人々がなった200本のしめ縄が吊り下げられ、日本の祈りの文化とアラブの悟りの文化が共振する空間が誕生した。Photo: Tsuyoshi Hongo