谷田邦一
2011年04月26日
ところが、よく知られた事実ではあるものの、いざという時に、この限られた時間をどう切り抜ければいいのかとなると、大人でも自信をもって語れる人々はそう多くはない。なぜなのだろう。学校や職場での防災教育や訓練が、おざなりになっているのではないかと指摘する専門家は少なくない。
そこで、とかく「退屈だ」といわれがちな防災教育ツールを、子どもたちが興味をもって身につけられるよう、ゲームソフトの形で開発した専門家集団がいる。慶応大学で防災について学んだ同窓5人が経営する防災コンサルタント「イオタ」(東京都中央区)だ。いわゆる研究室から生まれたベンチャー企業である。
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