高成田享
2011年07月01日
「提言」では、農業について、「高付加価値化」「低コスト化」「農業経営の多角化」と戦略が示され、高付加価値化の柱には「6次産業化」がうたわれた。一方、漁業では、「漁協による子会社の設立や漁協・漁業者による共同事業化」など、「漁協」中心の復興が示され、「農協」の登場しない農業の復興戦略とは対照的な計画が示された。全体の印象は、私が提案した「水産業」の復興ではなく、「漁業」あるいは「漁協」の復興案にとどまった。
単なる復旧ではなく、未来に向けた復興という意味で、私は、
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