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真夏の怪談――菅直人は「日朝首脳会談」の返事を待っている?

小北清人

小北清人 朝日新聞湘南支局長

 余りに奇妙な話である。真夏の夜の夢、いや真夏の怪談のような話ではある。だが酷暑でヘトヘトになったこの季節、少しはゾゾゾと涼しくなる話ではあるかもしれない。

拡大北朝鮮による拉致被害者家族会と面会する菅直人首相(中央)=2010年6月10日
 菅直人は「原発解散・総選挙」のタイミングを狙っているのではない。実はひそかに、北朝鮮の金正日総書記との日朝首脳会談のボールを北朝鮮側に投げ、いま、その返事をひたすら待っている、というのである。

 「だから菅は辞めないのだ。首脳会談が成就し、一部拉致被害者の帰国やその後の実務者交渉を考えれば、菅が辞任せざるを得ないシナリオは一気に崩れる。菅が延命しようとするなら、これしかない」

 長年、北朝鮮問題に関わってきたさる筋から聞いた話である。

 いわれてみると、「絵図」としては合点のいくところもないわけではない。

 菅総理がこのところ「ライフワーク」のように口にする「風力発電」が、まず北朝鮮を連想させる。それというのも、

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筆者

小北清人

小北清人(こきた・きよひと) 朝日新聞湘南支局長

朝日新聞入社後、大阪社会部、AERA編集部などを経て現在、朝日新聞湘南支局長。92~93年、韓国に語学留学。97年、韓国統一省傘下の研究機関で客員研究員。朝鮮半島での取材歴多数。

※プロフィールは原則として、論座に最後に執筆した当時のものです

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