小北清人(こきた・きよひと) 朝日新聞湘南支局長
朝日新聞入社後、大阪社会部、AERA編集部などを経て現在、朝日新聞湘南支局長。92~93年、韓国に語学留学。97年、韓国統一省傘下の研究機関で客員研究員。朝鮮半島での取材歴多数。
※プロフィールは原則として、論座に最後に執筆した当時のものです
小北清人
菅直人は「原発解散・総選挙」のタイミングを狙っているのではない。実はひそかに、北朝鮮の金正日総書記との日朝首脳会談のボールを北朝鮮側に投げ、いま、その返事をひたすら待っている、というのである。
「だから菅は辞めないのだ。首脳会談が成就し、一部拉致被害者の帰国やその後の実務者交渉を考えれば、菅が辞任せざるを得ないシナリオは一気に崩れる。菅が延命しようとするなら、これしかない」
長年、北朝鮮問題に関わってきたさる筋から聞いた話である。
いわれてみると、「絵図」としては合点のいくところもないわけではない。
菅総理がこのところ「ライフワーク」のように口にする「風力発電」が、まず北朝鮮を連想させる。それというのも、
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