谷田邦一
2011年07月22日
神奈川県の厚木基地で7月8日、日米の哨戒機部隊の幹部や地元の米軍協力者らが集まり、こじんまりしたパーティーが催された。米海軍の航空部隊ができて今年がちょうど100年目にあたり、「coNA」(centennial of Naval Aviation)と呼ばれる一連の祝賀行事として行われた。3月に同基地であった初回の催しについては、今年3月に当サイトでご紹介した(「Tip of Spear(槍の穂先)――米海軍航空部隊創設100年」)。
いずれも名うての「潜水艦狩り部隊」の指揮官としてしられる。バック少将の管轄区域は、肩書きにある通り、アジア・太平洋(第7艦隊)と中東地域(第5艦隊)を股にかけた広大なエリアにおよぶ。
この日のために、米海軍は沖縄・嘉手納基地におく部隊(VP40)から1機、海自は厚木基地に所属する第4航空群から1機のP3Cをそれぞれ差し出し、見学用に駐機場で公開した(写真1、写真2)。機体そのものは30年前後と古いが、搭載するセンサーや情報処理のコンピューターは最新のものを積んでいるそうだ。
米側のクルーに、日米の機体の違いを尋ねてみた。
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