鈴木崇弘
2011年08月04日
GYは、英国で1990年代から始まった。同国では大学入学資格を得た18歳から25歳までの若者に、入学を1年ぐらい遅らせるなどで、社会的見聞を広めるためのモラトリアム(猶予)期間を与えている。ウイリアム王子やハリー王子がGYを取ったことで、有名になった。同国では、約1割の学生が利用して、さまざまな形の経験を積んでいるという。これにより就業力が向上し、有為な人材を輩出しているということが研究でも証明されてきている。そして、米国のハーバード大やMITなどでも近年強く推奨されているという。
なぜこのようなGYが、今日本でも注目を集めてきているのか。
それは最近の就職活動(就活)
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