高橋和夫
2011年08月23日
しかし、イランは、およそ5000名の兵力を展開していると伝えられ、連日イラク領内のPJAKの拠点を砲撃している。
これまでに、イランの革命防衛隊の将軍以下5名が地雷を踏んで戦死した。またイラク国内では国境付近の住民800名が村を捨てて避難生活を迫られている。イラン軍の戦車やヘリコプターが越境している模様である。イラン側は、越境を否定、イラン政府のために働くクルド人の部隊が戦闘に従事し多数のゲリラを殺害したと発表している。逆にゲリラ側も戦果を強調している。
イラク政府は、イランに砲撃の中止を求めている。またイラク議会ではマーレキ首相の沈黙を批判する声も出始めている。逆にイラン国内でも
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