高橋和夫
2011年11月23日
2001年以来のアフガニスタンとイラクの戦争で、これまでに死亡したアメリカ兵の数は総計で6316名なので、それ以上の数が昨年だけで母国で自殺した計算になる。2010年にイラクとアフガニスタンで死亡したアメリカ兵は440名に過ぎない。戦場で殺されるよりは、結局はアメリカに帰国して自らの命を絶つ確率の方が15倍も高いわけだ。帰還兵の間での薬物中毒やアルコール依存症も少なくない。
自殺の多さの背景には、
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