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シリアのロシア人花嫁たちの将来は?

高橋和夫

高橋和夫 放送大学教養学部教授(国際政治)

 シリアが混迷を深める中で、同国におけるロシア人花嫁に注目が集まっている。1950年代からロシアは、アラブ諸国に援助を供与してきた。シリアも例外ではなかった。その一環としてロシアはシリアから多くの留学生を受け入れてきた。現大統領のバシャール・アサドの父親のハーフェズ・アサド前大統領も、その一人である。若き日にロシアでミグ戦闘機のパイロットとしての訓練を受けている。

 中東にはロシア留学帰りのエリートが驚くほど多い。失脚したエジプトのムバラク前大統領も、アサドの父親と同じくパイロットとして訓練をロシアで受けている。多くのアラブの若者が、留学先でロシア娘を見初めて花嫁として故国に連れ帰っている。シリアの若者たちも例外ではなかった。

 シリアの男性にとってはロシア女性との結婚は魅力的であった。ロシア女性の美しさばかりでなく、結婚に

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筆者

高橋和夫

高橋和夫(たかはし・かずお) 放送大学教養学部教授(国際政治)

北九州市出身、放送大学教養学部教授(中東研究、国際政治)。1974年、大阪外国語大学ペルシャ語科卒。1976年、米コロンビア大学大学院国際関係論修士課程修了。クウェート大学客員研究員などを経て現職。著書に『アラブとイスラエル』(講談社)、『現代の国際政治』(放送大学教育振興会)、『アメリカとパレスチナ問題』(角川書店)など多数。ツイッター https://twitter.com/kazuotakahashi ブログhttp://ameblo.jp/t-kazuo 

※プロフィールは原則として、論座に最後に執筆した当時のものです

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