地域への関心と豊かさを回復させるために
2015年06月02日
4月の統一地方選が終わった。この選挙に関する様々な数字をまとめたのが、「【表1】 2015年統一地方選挙の主な結果」である。
今回の統一地方選は、女性の候補者率や当選率が増加するなどの明るい面もなくはないが、それ以外は、最低の投票率、最高の無投票率のオンパレードであり、有権者や住民の地域に対する関心が低下していることがわかる。
その中でも特に象徴的なのは、2013年住民平均所得が前年以上となった自治体の議員選無投票率が10.95であるのに対して、前年以下の自治体の無投票率は23.9%であったことである。しかも、無投票自治体48のうち44は、
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