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「ロシア、強権の裏に焦り」 亀山郁夫×白井聡

朝日新聞 関西スクエア 中之島クロストーク

亀山郁夫×白井聡

 政治学者の白井聡(さとし)さんがホスト役を務める対談・対論イベント「第5回 関西スクエア 中之島クロストーク」(朝日新聞社主催)が2015年12月3日、大阪市北区の中之島フェスティバルタワーであった。ゲストにロシア文学者で、ドストエフスキーの翻訳、研究で知られる名古屋外国語大学長の亀山郁夫さんを迎え、ロシア人の考え方や、国際情勢におけるロシアの動きについて語り合った。

西洋と異なる精神性

白井聡さん(左)とゲストの亀山郁夫さん=3日午後、大阪市北区拡大白井聡さんとゲストの亀山郁夫さん(右)=2015年12月3日、大阪市北区
 白井さんは、プーチン大統領がロシア国内で高い支持率を得ている現状について問いかけた。

 亀山さんは「ロシア人は絶対的な空気、つまり束ねる権力が強くなるほど一人ひとりの心は自由になる」というドストエフスキーの言葉を引用し、「非常に特異なメンタリティーだが、西洋の合理主義ではかろうとしてもわからないだろう」と語った。

 亀山さんは2013年、ゴルバチョフ元大統領にインタビューした時のことを振り返った。

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筆者

亀山郁夫×白井聡

亀山郁夫×白井聡 

かめやま・いくお 名古屋外大学長 1949年、栃木県生まれ。東京外国語大学長を経て、名古屋外国語大学長。訳書に「カラマーゾフの兄弟」。著書に「磔(はりつけ)のロシア」(大佛次郎賞)のほか、11月に初の小説「新カラマーゾフの兄弟」を出版。
しらい・さとし 1977年、東京生まれ。京都精華大専任講師。著書『永続敗戦論』を原作にした『マンガでわかる永続敗戦論』(朝日新聞出版)が7月に、『「戦後」の墓碑銘』(金曜日)が10月に出版された。