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 キューバを訪れる観光客のために用意されるお土産グッズも街に増えた。目玉は、キューバ革命の英雄であり、その精悍な顔が世界のファッションとなっているチェ・ゲバラだ。

革命広場に面した内務省の壁にもゲバラの顔が浮き上がる=ハバナで拡大革命広場に面した内務省の壁にもゲバラの顔が浮き上がる=ハバナで 撮影・筆者
 赤い生地に黒一色でゲバラの顔を浮き上がらせたゲバラのバンダナ、1メートル四方もあるゲバラの旗。

 ゲバラがにっこりほほ笑む30センチ四方のゲバラ・カレンダーは、ニューヨークの書店で売っているようなしゃれた作りだ。

 ほかにもTシャツ、絵葉書、本、本にはさむしおり、キーホルダー、CDや葉巻のケース、さらにゲバラの顔を描いた野球のボールなど、ゲバラだらけだ。

 ゲバラがゲリラ戦で命を落としたボリビアで書いた『ゲバラ日記』などを対象に、ユネスコは2013年、「ゲバラの人生と作品」を世界記憶遺産に登録した。キューバのゲバラは公式に世界のゲバラとなった。

土産物屋はすべてゲバラ・グッズ

 キューバ中部の町サンタクララには大掛かりなゲバラの ・・・ログインして読む
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筆者

伊藤千尋

伊藤千尋(いとう・ちひろ) フリー・ジャーナリスト

1949年、山口県生まれ、東大法学部卒。学生時代にキューバでサトウキビ刈り国際ボランティア、東大「ジプシー」調査探検隊長として東欧を現地調査。74年、朝日新聞に入社し長崎支局、東京本社外報部など経てサンパウロ支局長(中南米特派員)、バルセロナ支局長(欧州特派員)、ロサンゼルス支局長(米州特派員)を歴任、be編集部を最後に2014年9月、退職しフリー・ジャーナリストに。NGO「コスタリカ平和の会」共同代表。著書に『地球を活かすー市民が創る自然エネルギー』『活憲の時代』『変革の時代』『ゲバラの夢、熱き中南米』(以上、シネフロント社)、『一人の声が世界を変えた』『辺境を旅ゆけば日本が見えた』(以上、新日本出版社)、『世界一周 元気な市民力』(大月書店)、『反米大陸』(集英社新書)、『観光コースでないベトナム』(高文研)、『闘う新聞ーハンギョレの12年』(岩波ブックレット)、『燃える中南米』(岩波新書)など。

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