中国人観光客が嘆く理由
2016年04月07日
日本人の姿がまばらになったソウル明洞。かつては「韓国流行の発信地」とか「韓国の銀座」とも言われた繁華街で、今、その面影を探すのは難しい。
今、街を歩いているのはほとんどが中国からの観光客で、店の看板も売り子の呼びこみも中国語ばかりが目立つ。
取材に入った店でメニューについて質問をしたら片言の韓国語で言われた。
「今は韓国人の従業員が1人もいないので、韓国語の説明はできません」
日本でも外国人従業員ばかりの店はあるけれど、もう少し日本語が上手な印象がある。ここはお客さんの大多数が中国人だから、それでも構わないというのだろうか。これじゃ、ますます日本人観光客も現地の韓国人も来なくなる、と思っていた矢先、不思議な
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