2016年05月06日
ミャンマーでは義務教育の制度はあるものの、過去の軍事政権は教育より軍事を優先し、学校を充分に用意しなかった。国の制度の不備に加えて、貧しさのため学校に通えない子も多い。ヤンゴンの街を歩いていると観光客に絵葉書を売ろうとする子どもたちが群がってくる。
新政権を握った国民民主党(NLD)報道担当のラーミン氏が将来を見据えて教育の必要性を強調した。
[2]NLDとジャーナリスト、民主化の主役たち(WEBRONZA)
そのさい彼は「これまで僧院教育に頼っていたのを改めなければならない」と語った。
ミャンマーの中部にバガンという古都がある。11世紀から13世紀にかけて栄えたバガン王朝の首都だった地で、日本で言えば京都にあたる。
悠々と流れるイラワジ河沿いに約3000もの古いレンガ造りの寺院やパゴダ(仏塔)が当時のまま林立している。カンボジアのアンコールワットやインドネシアのボロブドールと並び、世界三大仏教遺跡の一つと言われる。
この町にあるジェタウン僧院教育センターを訪ねた。
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