メインメニューをとばして、このページの本文エリアへ

RSS

ハイチや中米、アフリカ諸国を「屋外便所(shithole)拡大ハイチや中米、アフリカ諸国を「Shithole」と呼んだトランプ米大統領
1月9日(火) 朝の便で富山から東京に戻る。局の定例会議のあと、雑用のみにて無為に過ごす。本当にやらなければならないことがあるというのに。書かなければならない原稿があるというのに。何やってんだか。評判の映画『シェイプ・オブ・ウォーター』をみる。さすが、ギレルモ・デル・トロ! こんなファンタジー映画を生み出すなんて。半魚人との恋なんて、素晴らしすぎる。それが冷戦思考批判になっているところも深い。NHKのBS『欲望の資本主義2018』という番組が再放送されていた。たまたま目にした。三宅純の『Lilies of the valley』など音楽の使い方が凝っていて、番組のテーマによくマッチしているようにも見えたが、傷ついた少女を連想させる女性ナレーションがどうも作りすぎているような印象を受けるのだ。こういうテーマだからこそナレーションはもっと淡々とやればいいのに、と思う。マルクスやシュムペーターを扱うんだったら。

要するに、人、個人なのだ

1月10日(水) 朝、スポーツクラブに行き、じっくり泳ぐ。30分以上ゆっくりと。今日はからだのメインテナンスをする日だと割り切ろう。からだがボロボロだ。局に出てひたすら雑用。

1月11日(木) 朝、いつもの半分くらい泳ぐ。だらだらしていても仕方がないので、意を決して、名護市長選挙を控えた沖縄県の名護市に取材に出かけることにする。13時すぎの便に乗るがサービスの不具合があったうえ40分近くも到着が遅れた。那覇市内のホテルに投宿。思ったよりずっと寒い。北部ではあられが降った。コートを着てこなかったことを後悔した。

 夜、旧知のO氏、H氏、K氏らと歓談。沖縄は今年は選挙イヤーだ。1月に南城市長選挙、2月に名護市長選挙、3月に石垣市長選挙、4月の沖縄市(旧コザ)の市長選挙と続く。それぞれの選挙が波乱要因を含んでいる。つまり異変があり得る情勢なのだ。そして11月にいよいよ沖縄県知事選挙が控えている。これらの結果次第で、沖縄の運命が大きく変わる。ひいては日本の行方が大きく変わる。その場で、NHK沖縄のがんばりようが話題に上る。そして、沖縄テレビの健闘ぶりも。要するに、人、個人なのだという結論。

諦めムードの蔓延を怖れるのみ

1月12日(金) 朝9時にホテルを出発。名護市へ。名護市長選挙に出馬を予定している渡具知武豊、稲嶺進両陣営の選対事務所へ。今回の選挙は前回とは様相が異なる。 ・・・ログインして読む
(残り:約1657文字/本文:約2671文字)

全ジャンルパックなら本の記事が読み放題。
Journalismの記事も読めるのは全ジャンルパックだけ!


筆者

金平茂紀

金平茂紀(かねひら・しげのり) TBS報道局記者、キャスター、ディレクター

TBS報道局記者・キャスター・ディレクター。1953年、北海道生まれ。東京大学文学部卒。1977年、TBSに入社、報道局社会部記者を経て、モスクワ支局長、「筑紫哲也NEWS23」担当デスク、ワシントン支局長、報道局長、アメリカ総局長、コロンビア大学客員研究員などを経て、2010年より「報道特集」キャスター。2004年、ボーン・上田記念国際記者賞受賞。著書に『沖縄ワジワジー通信』(七つ森書館)、『ロシアより愛を込めて――モスクワ特派員滞在日誌 1991-1994』(筑摩書房)、『二十三時的――NEWS23 diary 2000-2002』(スイッチ・パブリッシング)など。共著に『テレビはなぜおかしくなったのか<原発・慰安婦・生活保護・尖閣問題〉報道をめぐって>』(高文研)、『内心、「日本は戦争をしたらいい」と思っているあなたへ』(角川書店)など多数。

金平茂紀の記事

もっと見る