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自民党総裁選は終わっていない

安倍氏が有利とされるが、石破氏に活路も。想定外の沖縄知事選も影響するか

田中秀征 元経企庁長官。福山大学客員教授

安倍陣営が有利な戦い?

桜島を背景に自民党総裁選への立候補を表明する安倍晋三総裁=2018年8月26日拡大桜島を背景に自民党総裁選への立候補を表明する安倍晋三総裁=2018年8月26日

 自民党の総裁選が9月7日に告示、9月20日に投開票される。安倍晋三首相は8月26日、3選をめざして立候補する考えを正式に表明。対抗して出馬するのは石破茂・元幹事長だけで、他の候補者が参戦する可能性はない。

 これで3年に一度、次は平成後のあらたな元号のもと2021年まで実施されない自民党総裁選の構図が明確になった。

 世論調査など各種の調査によると、安倍陣営はすでに国会議員票のほぼ8割を固め、石破陣営が頼みとする地方票(党員票)においてもきわめて有利な戦いを進めていると言われる。

 これでは、総裁選は始まる前にすでに終わっていることになる。

気になる内閣不支持率の高さ

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筆者

田中秀征

田中秀征(たなか・しゅうせい) 元経企庁長官。福山大学客員教授

1940年生まれ。東京大学文学部、北海道大学法学部卒。83年衆院選で自民党から当選。93年6月、自民党を離党し新党さきがけを結成、代表代行に。細川護熙政権で首相特別補佐、橋本龍太郎内閣で経企庁長官などを歴任。著書に『平成史への証言 政治はなぜ劣化したのか』(朝日選書)https://publications.asahi.com/ecs/detail/?item_id=20286、『自民党本流と保守本流――保守二党ふたたび』(講談社)、『保守再生の好機』(ロッキング・オン)ほか多数。