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被災外国人たちの大阪北部地震(後編)

普段からマイノリティの人たちを包摂するコミュニティをつくる努力が必要だ

岩城あすか 情報誌「イマージュ」編集委員

 大阪北部地震でも、数々のデマ(流言)を耳にした。「椅子がたくさんあるから(指定避難所ではなく)パチンコ屋さんに避難したら良い」や、中国語コミュニティで特に拡散していた「6月21日の晩にマグニチュード10の本震がくる」などだ。
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筆者

岩城あすか

岩城あすか(いわき・あすか) 情報誌「イマージュ」編集委員

大阪外国語大学でトルコ語を学んだ後、トルコ共和国イスタンブール大学(院)に留学(1997年~2001年)。通訳やマスコミのコーディネーターをしながら、1999年におきた「トルコ北西部地震」の復興支援事業にもボランティアとして関わる。現在は(公財)箕面市国際交流協会で地域の国際化を促す様々な事業に取り組むほか、重度の障碍者のみで構成される劇団「態変」の発行する情報誌「イマージュ」(年3回発行)の編集にも携わっている。箕面市立多文化交流センター館長。

※プロフィールは原則として、論座に最後に執筆した当時のものです

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