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「安倍外交」はレガシーをつくれるか?

高橋 浩祐 国際ジャーナリスト

 

自民党総裁3選をはたし、記者会見する安倍晋三首相=2018年9月20日拡大自民党総裁3選をはたし、記者会見する安倍晋三首相=2018年9月20日

在任期間は長いが……

 安倍晋三首相が9月20日、自民党総裁に3選された。すでに安倍政権は憲政史上第5位の長期政権だ。戦前を含め、通算でこれを上回るのは、長い順に、桂太郎、佐藤栄作、伊藤博文、吉田茂。すでに小泉純一郎、中曽根康弘、岸信介、田中角栄をこえている。安倍首相は、3選の総裁任期の2021年9月まで無事つとめれば、憲政史上最長の政権になる。

 海外に目を向ければ、今や西側主要国のなかで、ドイツのメルケル政権に次ぐ長期政権だ。2021年9月まで続けば、アメリカのトランプ大統領の1期目の任期(2021年1月)も超える。

 では、安倍首相は、これだけの長期政権のメリットを生かし、外交・安全保障面で目に見える成果をあげてきただろうか。在任期間が安倍首相より短い、中曽根、小泉、田中といった歴代政権に比べ、レガシー(政治的遺産)を残してきたと言えるか。「地球儀を俯瞰する外交」は奏功してきたのだろうか。

 本稿では、安倍政権の外交や安全保障について分析するとともに、今後の安倍政権の課題を考えてみたい。

安保政策の強化はレガシーのひとつ

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筆者

高橋 浩祐

高橋 浩祐(たかはし・こうすけ) 国際ジャーナリスト

英国の軍事専門誌「ジェーンズ・ディフェンス・ウィークリー」東京特派員。1993年3月慶応大学経済学部卒、2003年12月米国コロンビア大学大学院でジャーナリズム、国際関係公共政策の修士号取得。ハフィントンポスト日本版編集長や日経CNBCコメンテーターを歴任。朝日新聞社、ブルームバーグ・ニューズ、 ウォール・ストリート・ジャーナル日本版、ロイター通信で記者や編集者を務める。

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