メインメニューをとばして、このページの本文エリアへ

RSS

石破氏を直撃!「善戦」と考えているのですか?

総裁選で石破氏の記事を2本書いた。戦いを終え、聞いた。彼は何も変わっていなかった

三輪さち子 朝日新聞記者

 まず驚いたのは、石破氏の機嫌の良さだった。

 「善戦したと考えているか」との質問に、「負けは負けだ」と答えたものの、国会議員票、地方票、いずれも自分が想像していた以上に票が集まったことに、手応えを感じているのは間違いなかった。

 徹底的に負けていたら、政治生命は事実上終わっていただろう。しかし、今回の予想以上の「善戦」によって、ポスト安倍は自分だという思いを強くしたようだった。

 「今回の結果は、今の時代にまだお前はいらないということ。もっとすごい時にやれということだろう」と石破氏は言った。

 次を狙うという気持ちはよく伝わった。では、どうやって?

 どれだけ地方票を集めても、国会議員票で勝てなければ総裁になることはほぼ不可能だ。それは野党時代の2012年、石破氏が安倍首相に破れた総裁選の時からの課題のはずだった。地方票では安倍首相をしのいだが、最後は国会議員票で逆転されたのだから。

 国会議員票で勝つためには、方法は二つ。一つは、自ら派閥を拡大し、さらに主要派閥を味方につけること。もう一つは、圧倒的な国民支持を集めて派閥秩序を壊すこと。今回の総裁選で石破氏はそのどちらも中途半端だった、と私は思う。

 次はどっちの手法を採るつもりなのか、尋ねてみた。

石破茂氏に質問する三輪さち子記者

「禅譲狙い」とどこが違うのか

全ジャンルパックなら本の記事が読み放題。


筆者

三輪さち子

三輪さち子(みわ・さちこ) 朝日新聞記者

2006年、朝日新聞社に入る。横浜、徳島総局を経て2011年から政治部。民主党政権では事業仕分け、自民党政権では自民党幹事長番、防衛省などを担当。2017年から世論調査部。オピニオン編集部を兼務。関心のあるテーマは虐待・貧困などの「子どもをめぐる問題と政治」。趣味はカバン作り。

三輪さち子の記事

もっと見る