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29時間で身につく「にわか韓国語講座」(9)

第3章 漢字語読みの「密かな法則」

市川速水 朝日新聞編集委員

第3章 漢字語読みの「密かな法則」
1.音読み1音、韓国語も1音 2.日韓で酷似した言葉の特徴

拡大日韓でファンを増やし続けるアイドルグループ「東方神起」のユンホさん(左)。グループ名の漢字の発音は日韓、中国語とも似ている。漢字圏の東アジアから神が起きるように歌を広めていきたい願いを込めたという=2010年6月、ソウル市、東亜日報提供
 アンニョンハシムニカ!

 1回1時間程度、30回弱の予定で進めてきた「にわかん」も、3分の1ぐらいまでさしかかりました。勉強はなるべく少なめに。1時間かけて学んだら1週間は半ば忘れて記憶に残るものだけは覚えて、次の1時間へ、というスタイルでやってきました。いかがですか?

  第1週からずっと付きあっていただいている女性から感想をいただきました。「気軽に学ぼうという雰囲気はいいけど、本当に韓国語が上手になるのか、時折ひどく不安になる」と。

 う~ん。厳しいご指摘です。不安を与えてはいけませんよね。おそらく、語学の教科書のように、教室や買い物の「場面」を丸ごと覚えたり、先生と生徒の問答を繰り返し復唱したりするお決まりのフレーズが足りないからなのでしょうね。

 フレーズの真似はしないで理屈で覚える、法則で覚える、日本語から覚えるという一見、反則のような学習法ですが、なるべく不安は持たれないように努力します! いずれ全体像が見えてきますので、もう少しご辛抱ください。

 テレビで韓国大統領の演説など「硬派」な言葉を聴いていると、突然「道理」(ドリ)とか「民主主義」(ミンジュジュイ)とか、そっくりな響きの言葉に遭遇することがありますね。人気グループ「東方神起」も「トン・バン・シン・ギ」と、「方」以外は響きが酷似していますし。なぜ似ているのでしょうか、どんな字が似るのでしょうか、法則があるのかないのか、長い間、ずっと考えていました。

 一つひとつの漢字を見ながら、ある程度の法則と傾向を見つけました。それを紹介していくのが今週の狙いです。

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筆者

市川速水

市川速水(いちかわ・はやみ) 朝日新聞編集委員

1960年生まれ。一橋大学法学部卒。東京社会部、香港返還(1997年)時の香港特派員。ソウル支局長時代は北朝鮮の核疑惑をめぐる6者協議を取材。中国総局長(北京)時代には習近平国家主席(当時副主席)と会見。2016年9月から現職。著書に「皇室報道」、対談集「朝日vs.産経 ソウル発」(いずれも朝日新聞社)など。

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