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[36]徴用工判決、日韓の受け止め方に思うこと

伊東順子 フリーライター・翻訳業

「解決済み! もう謝っただろ!」と怒る「加害者」

 一方で、日本側の反応は早かった。政府はすぐに見解を表明したし、テレビのワイドショーやネットなどでは、専門家以外の皆さんも居丈高に韓国批判をしているようだ。その多くは「すでに解決されたものを蒸し返すのか?」といった主張だ。

 ネット上も韓国叩きの大合唱で、そちらには明らかな事実誤認や民族差別発言なども混在しており、辟易する。そういう人に限って、「すでに何度も謝罪したし、金も払った。もう解決済み!」といばるので、びっくりしてしまう。通常の事案で、「加害者」がここまで居直ったら、「反省がない。再犯の恐れあり」とみなされるのではないだろうか。

 実際、この「徴用工問題」がここまで長引いてしまったのは、 ・・・ログインして読む
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筆者

伊東順子

伊東順子(いとう・じゅんこ) フリーライター・翻訳業

愛知県豊橋市生まれ。1990年に渡韓。著書に『もう日本を気にしなくなった韓国人』(洋泉社新書y)、『ピビンバの国の女性たち』(講談社文庫)等。

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