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必然性なき2025年大阪万博のいかし方

これまでと同じ万博ではなく、これまで誰もおこなわなかった万博はできるか

鈴村裕輔 法政大学国際日本学研究所客員学術研究員

大阪万博の開催が決まり、道頓堀でくす玉を割って喜ぶ人たち=2018年11月24日、大阪市中央区拡大大阪万博の開催が決まり、道頓堀でくす玉を割って喜ぶ人たち=2018年11月24日、大阪市中央区

「1970年の夢よ、再び」

 2025年の万国博覧会の開催地が大阪に決まった。

 「うれしいニュース」「1970年の夢よ、再び」といった前置きとともに、「経済効果は2兆円」「オリパラ後の日本の成長の起爆剤」など、景気のいい言葉が並ぶ様子を眺めていると、55年ぶりに大阪で開催される万博に期待したい気分になってくる。

 その一方で、2020年に開催予定の東京オリンピック・パラリンピック(東京オリパラ)が招致計画のずさんさ、その後の運営の拙さなどによって、種々の問題に見舞われているのを見ていると、25年大阪万博も掲げられる美辞麗句とは裏腹に、実は様々な課題を抱え、開催までに幾多の困難に直面するのではないかと不安にもなる。

 そこで、本稿では、大阪万博の実態を検証するとともに、問題点や展望、そして期待されるあり方がどのようなものかを考えてみたい。

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筆者

鈴村裕輔

鈴村裕輔(すずむら・ゆうすけ) 法政大学国際日本学研究所客員学術研究員

1976年、東京生まれ。法政大学国際日本学研究所客員学術研究員。法政大学大学院国際日本学インスティテュート政治学研究科政治学専攻博士課程修了・博士(学術)。専門は比較文化。主著に『メジャーリーガーが使いきれないほどの給料をもらえるのはなぜか?』(アスペクト 2008年)、『MLBが付けた日本人選手の値段』(講談社 2005年)がある。日刊ゲンダイで「メジャーリーグ通信」、大修館書店発行『体育科教育』で「スポーツの今を知るために」を連載中。野球文化學會会長、アメリカ野球愛好会副代表、アメリカ野球学会会員。

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