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百田尚樹著「日本国紀」から憲法を考える(前編)

内山宙 弁護士

日本国憲法の原典拡大日本国憲法の原典

「日本国紀」は歴史書ではなくエンタメ作品だ

 百田尚樹著「日本国紀」がベストセラーになっているようです。宣伝文句によると、「発売と同時に45万部」なんだそうです。中公新書の「応仁の乱」(呉座勇一著)並みということが言えるでしょう。

 しかし、この連載は「エンタメde憲法」です。なぜ歴史書を取り上げるのかと疑問に思われることでしょう。それは、「日本国紀」が本当に歴史書と言っていいのかどうか疑問があり、むしろエッセイのようなもので、もっといえば非常に高度の知的エンターテインメント作品なのではないかという気がしているからです。

 エンタメ作品なのであれば、この連載で取り上げる意味があります。そして、日本の通史ということで、日本史の中では憲法が絡んでくる場面が出てくるため、エンタメ作品を通して憲法を学んでしまうというコンセプトにも合致します。

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筆者

内山宙

内山宙(うちやま・ひろし) 弁護士

1974年、愛知県生まれ。中央大学法学部卒、成蹊大学法科大学院修了。裁判所勤務の傍ら夜間の法科大学院に通い、2007年司法試験合格。08年弁護士登録(静岡県弁護士会)。静岡県弁護士会・憲法委員会委員、日弁連・法科大学院センター委員。エンタメ作品を題材とした憲法の講演を多数回開催している。著書に『これでわかった!超訳特定秘密保護法』(岩波書店・共著)、小説『未来ダイアリー もしも、自民党改憲草案が実現したら?』(金曜日)などがある。

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