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統計不正を国会で糺す!本丸は「GDP」だ!!

アベノミクスの本丸GDP統計を標的にしたいと国対委員長に訴え、私は質問に立った

小川淳也 衆議院議員

一夜にして6%の名目経済成長を成し遂げた

 そして本丸のGDPです。

 2015年のGDPは当時史上13番目だったにも関わらず、統計手法の変更により、これが一気に、史上最高水準まで膨れ上がることになりました。

 その上昇額はなんと31兆円です。

 政府は国際基準に合わせたと言いますが、その部分は最大でも20兆円程度。実は先にヨーロッパ諸国もこの国際基準適合により、3%程度GDPを上昇させていますので、この点に限れば、あやしいとは言え、他国の平均にも見合う数字です。

 しかし、問題は国際基準への適合以外の部分で8兆円近くGDPを積み増し、トータルで31兆円、比率にして6%もの名目経済成長を一夜にして成し遂げたことです。

拡大小川淳也氏の質問に答弁する安倍晋三首相=2019年2月4日

 これをもって何の意図もなかったと言い切れるのか。それとも我々はそこから何らかの政治的意図を汲み取るべきではないのか、今後も議論が続きます。 

 さらに問題は、こうした計算手法の変更でいくらGDPが史上最大になろうとも、国民生活、国民経済には何の影響もないということです。

 現在7割を超える国民が景気回復を実感していません。これこそが最も拠り所とすべき実感値です。

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筆者

小川淳也

小川淳也(おがわ・じゅんや) 衆議院議員

1971年香川県高松市生まれ。衆議院議員5期目。立憲民主党・無所属フォーラム幹事長特別補佐。高松高校、東京大学法学部卒業。1994年自治省入省。沖縄県庁、自治体国際化協会ロンドン事務所、春日井市役所などを経て、2003年民主党より香川県第1区にて立候補するも惜敗。2005年初当選。2009年総務大臣政務官、2017年民進党役員室長。著書に『日本改革原案 2050年成熟国家への道』(光文社)

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