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わき腹痛に風邪、体調すぐれず…

1月31日(木) わき腹痛+風邪の諸症状。W苦痛。ザ・ペニンシュラ東京・ホテルで『記者たち~衝撃と畏怖の真実~』の監督ロブ・ライナー氏にインタビュー。さすがにセレブはペニンシュラなんだろうか。随分以前(僕がTBSの報道局長だったころだから2005年ごろか)CBSニュースのお偉方が来日した時にこのホテルのVIPルームを借り切ってパーティーをしていた記憶があるなあ。インタビュー自体は面白かった。トランプが本当に大嫌いなんだと伝わってきた。

 局に戻って仕事を1件終えて、日本学術会議の定例記者会見へ。体調がますます絶不調に。記者会見どころではなくなった。懇親会で学術会議の山極寿一会長らにご挨拶をしてから早々に引き上げた。会場にM記者のドキュメンタリーを撮っているとかで森達也氏が来ていた。帰宅して「調査情報」の原稿仕上げ。

2月1日(金) 午前の便で沖縄・那覇へ。体調すぐれず、ホテル近くの食堂で、ふーちばーそばを食べてからベッドで横になる。まいった。その後M氏と面談。県民投票をめぐる動き。事態はここに来て収束の方向に向かい、2月24日に実施しないとしていた5市も含めて「全県実施」の方向にまとまった、と。那覇に来た理由はそのことだったが、公明党の県本部代表の金城勉氏がいろいろと動いたようだ。二択から三択への変更は苦肉の妥協策だという。

 18時からDJ氏。渦中の人物だけあって、さすがに疲れているようだった。政権の出方は「暴走」モードに近く、工法の変更についても一方的な発表を東京で行うだけで、県への報告、話し合いの打診などは一切ないという。その後、OさんやMさんが連続で開催している制作者勉強会に顔を出す。石川真生さんが来ていた。何しろ石川真生さんである。NHK沖縄のNディレクターがつくった作品を全員でみて品評。Nさんはおよそ2か月間、辺野古に住み込んでそこに暮らしている住民から基地建設という最もセンシティブな問題を聞き出そうとした。この会は、なかなか厳しい会である。だが、褒め合うことしかやらない昨今の品評会が多い中で、こういう会は本当に貴重だと思う。厳しい意見も飛び交うなかで、僕は頭がボーっとしてしまい、それ以上その場にいることが不可能と判断して辞去し、二次会は失礼させていただく。

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筆者

金平茂紀

金平茂紀(かねひら・しげのり) TBS報道局記者、キャスター、ディレクター

TBS報道局記者・キャスター・ディレクター。1953年、北海道生まれ。東京大学文学部卒。1977年、TBSに入社、報道局社会部記者を経て、モスクワ支局長、「筑紫哲也NEWS23」担当デスク、ワシントン支局長、報道局長、アメリカ総局長、コロンビア大学客員研究員などを経て、2010年より「報道特集」キャスター。2004年、ボーン・上田記念国際記者賞受賞。著書に『沖縄ワジワジー通信』(七つ森書館)、『ロシアより愛を込めて――モスクワ特派員滞在日誌 1991-1994』(筑摩書房)、『二十三時的――NEWS23 diary 2000-2002』(スイッチ・パブリッシング)など。共著に『テレビはなぜおかしくなったのか<原発・慰安婦・生活保護・尖閣問題〉報道をめぐって>』(高文研)、『内心、「日本は戦争をしたらいい」と思っているあなたへ』(角川書店)など多数。

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