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スポーツ選手は病とどう闘ったか?

衝撃的だった池江選手の白血病公表。病と闘ったスポーツ選手たちの足跡をたどる

鈴村裕輔 法政大学国際日本学研究所客員学術研究員

アジア大会MVPのトロフィーを手に写真撮影に応じる池江璃花子=2018年9月3日、羽田空港拡大アジア大会MVPのトロフィーを手に写真撮影に応じる池江璃花子=2018年9月3日、羽田空港

衝撃的だった池江選手の白血病

 水泳女子の池江璃花子選手が白血病であることを公表し、競技活動を中断して療養に専念することを明らかにしたことは、競泳に興味を持つ人だけでなく、普段は水泳という種目に関心を持たない人々にも大きな衝撃を与えた。

 スポーツにおいて、競技の最中の怪我で療養や長期の離脱、さらには引退を余儀なくされる事例は少なくない。だが、鍛え抜かれた肉体と洗練された躍動的な身のこなしから、競技者の身体の状態は健康そのもので、病気とは無縁であるかのように思われがちだ。それだけに、現在の日本の女子競泳界の頂点に立つ池江選手が白血病に罹病したという事実に、多くの人々が衝撃を受けていると言えよう。

 しかし、スポーツ選手も一人の人間である。現役中に重篤な病気を発症することも当然ある。選手たちは病とどのように闘ったのか。それが、その後の人生にどのような影響を与えたのか。本稿では、スポーツ選手と病とのかかわりについて、代表的な事例を引きながら、たどってみたい。

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筆者

鈴村裕輔

鈴村裕輔(すずむら・ゆうすけ) 法政大学国際日本学研究所客員学術研究員

1976年、東京生まれ。法政大学国際日本学研究所客員学術研究員。法政大学大学院国際日本学インスティテュート政治学研究科政治学専攻博士課程修了・博士(学術)。専門は比較文化。主著に『メジャーリーガーが使いきれないほどの給料をもらえるのはなぜか?』(アスペクト 2008年)、『MLBが付けた日本人選手の値段』(講談社 2005年)がある。日刊ゲンダイで「メジャーリーグ通信」、大修館書店発行『体育科教育』で「スポーツの今を知るために」を連載中。野球文化學會会長、アメリカ野球愛好会副代表、アメリカ野球学会会員。

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