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天安門事件30年 かつての香港はもう存在しない

中国人ジャーナリストが見た「強権社会」への変容

李怡 ジャーナリスト

いまや海外も人権侵害に目をつむる

旺角動乱拡大モンコック動乱の翌朝、投石用にはがされた石をかたづける清掃員=2016年2月9日
 実在の人物をモデルにした韓国映画「弁護人」「タクシー運転手」「1987、ある闘いの真実」では、市民が抗争の最後に人権を勝ち取る。我々は、その勝利の
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筆者

李怡

李怡(リー・イー) ジャーナリスト

1936年、中国広州生まれ。48年以来、香港在住。70年に雑誌「七十年代」(のち「九十年代」と改称)を創刊、編集長を務め、現在は香港の日刊紙「蘋果日報」での連載など評論活動を続ける。著書に『香港の悲劇』(講談社)など。

※プロフィールは、論座に執筆した当時のものです