メインメニューをとばして、このページの本文エリアへ

news letter
RSS

テレビ制作現場の世界が、壊れてきている

5月10日(金) 早朝、宿泊したビジネスホテルが「売り」にしている露天風呂に入って酒を抜く。午前10時半には東京に戻ってきてしまった。本当に近いわ。

 東京に戻った理由は、レバノン・フランス映画『カペナウム』(邦題『存在のない子供たち』、ナディーン・ラバキー監督・脚本・出演)をみるためだ。これはどうしてもみておきたい映画だった。2時間あまりのその映画には強い衝撃を受けた。何年か前、イスラム国=IS関係の取材で、レバノンのパレスチナ人居住地区を取材に行った時の記憶がよみがえってきた。主演の少年の

・・・ログインして読む
(残り:約1798文字/本文:約3326文字)

全ジャンルパックなら本の記事が読み放題。


筆者

金平茂紀

金平茂紀(かねひら・しげのり) TBS報道局記者、キャスター、ディレクター

TBS報道局記者・キャスター・ディレクター。1953年、北海道生まれ。東京大学文学部卒。1977年、TBSに入社、報道局社会部記者を経て、モスクワ支局長、「筑紫哲也NEWS23」担当デスク、ワシントン支局長、報道局長、アメリカ総局長、コロンビア大学客員研究員などを経て、2010年より「報道特集」キャスター。2004年、ボーン・上田記念国際記者賞受賞。著書に『沖縄ワジワジー通信』(七つ森書館)、『ロシアより愛を込めて――モスクワ特派員滞在日誌 1991-1994』(筑摩書房)、『二十三時的――NEWS23 diary 2000-2002』(スイッチ・パブリッシング)など。共著に『テレビはなぜおかしくなったのか<原発・慰安婦・生活保護・尖閣問題〉報道をめぐって>』(高文研)、『内心、「日本は戦争をしたらいい」と思っているあなたへ』(角川書店)など多数。

※プロフィールは原則として、論座に最後に執筆した当時のものです

金平茂紀の記事

もっと見る